家ごと骨董??
家は最後に住まれていたおばあさんが亡くなった後、誰も住む予定の無くて、おばあちゃんのご法事が終わった 8月(2000年)のお盆以降に壊される予定だった。
そんな時私達夫婦が借りたいと申し出たのでタイミング が合い、家を借りることが出来た。(実は民家を借りることは簡単ではなく、私達は恵まれてたんだよね。)
五箇山はもとは合掌集落。とーぜん我が家も元々は合掌造り だったらしい。萱葺き屋根をおろして今の瓦屋根に なってから60年は経ってると聞いた。(本当のビンテージは??)
和紙をすいた道具や蚕を育てていた形跡が残っていて ここでそんな生活が実際に行われていたというだけで もう骨董!
漆の残る柱に帯戸。天井も高くて梁がむき出し、しっかりと太い。
家の重みが伝わってくる。少しばかり残る家財も渋くてアンティーク。桐のタンス、箱膳、あんかこたつ、屏風。
なんと囲炉裏跡まで発見!!
わお、わお、わぁおーー土間跡も!しかもそこにはお釜..カマド....ごえ...もん...ぶ...ろ.....もう家ごと骨董!すごい!
しかし、やはり古い家だけあってボロさも年季モノ。(ご存じ、骨董品は状態が様々なものがあり、それによって価値がきまる。残念ながら我が家は高級品ではないかな?)
隙間のない窓、扉は1つもなく、一筋縄では開かない。開いたと思ったら外れてしまうこともあり。床板の間からは地面が見えてしまう。
外側の障子戸を開けるとそこはお外。
サッシもガラスもな〜い。
ある意味、風通しのよい条件は揃ってる。これって夏はいいけど冬は?あれっ?
増改築の進んだ集落の中で、我が家は一番のビンテージもので村の方々からさえも心配されているありさま。
そんな我が家に住んでからもう1年近くになる。
家の重みは感じるけど、生活の重みも感じる今日この頃。
家を生活スタイルに合わせるか、生活スタイルを骨董にするか只今検討中。
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