♪こきりこのお竹は約23cmなんだよ。
長すぎると着物の袖に引っかかっちゃうからね♪
こきりこのお竹の話
昔、この山里に小さな白いまげのおばあさんがいました。
おばあさんは、毎日いろりのそばに座り、長い竹のキセルでたばこを吸っていました。
ある日、おばあさんは、唄を口ずさみながら2本のキセルを回して、唄に合わせて打ち鳴らしてみました。
♪こきりこの竹は七寸五分じゃ♪
それを見た息子はその唄のことがもっとしりたくて調べてると二本の竹を使ってる絵を見つけました。
息子はその楽器を作ってみようと材料を探していると、合掌造りの家の二階に敷いてある長い竹が目に入りました。
いろりの煙ですすけた竹は、洗うと地肌が見え茶色になり、七寸五分の長さに切ると、その切り口は白い色をしていました。
それは美しく、すすで汚かった竹が生き返ったようで息子は嬉しくてドキドキしました。
これがこきりこの竹のはじまりです。
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| 生のままの竹 | この釜で薬剤を入れて煮ると | こんな朱色になる。 | ||
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| 仕上げに「こきりこ」の文字を入れる | このカッターで7寸五分に切る | |||
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完成! |
昔は合掌造りの一部である すす竹を利用していた。 良いすす竹は50年ほどかかるという。 今では高級品である。 先日、雅楽で有名な東儀秀樹が あるTVで話していた。 雅楽の楽器「篳篥(ひちりき)も やはり「すす竹」を利用しているとか。 こんなことを聞くと こきりこの音色が宮中の調べに 聞えてきませんか? |